「おやこ教室NEWS」2021年12月 No.352

 秋も深まり、木々の色もだんだんと変わり始めてきました。朝晩の冷え込みも少しずつ強くなってきましたが、日中は日の光が温かく過ごしやすい陽気が続いていて、子供たちは公園で走り回ったりコンビカーにまたがったり公園内を散策するなど、のびのび遊んでいます。

第2乳幼児親子教室ではりんご組ぶどう組いちご組それぞれのクラスで感触遊びの小麦粉粘土遊びを行いました。小麦粉の粉からサラサラの感触を触ったり、あらかじめ保育者がこねて、ある程度まとまった状態の粘土から触るなど、年齢に応じて遊びました。初めての子は、触るのが嫌だったり、手につく粉に驚いたり、べたつきを嫌がる子もいました。それでも0~2歳児の母子クラスの子ども達はお母さんにお団子に見立てた丸い形や車など形成してもらうと触って遊ぶことができたり、クッキー型やおもちゃのナイフなどの遊び道具があれば道具を使用して粘土を切ったりつついてみようとするなど、様々な遊び方で楽しみました。3~5歳児のいちご組では、粉から自分で水の量を調整しながら手で混ぜ粘土を作りました。水を少しずつ加減しながら入れることも、こねて粘土を作ることもすべて自分で挑戦してみました。「うわぁぁ、べたべた」と手にまとわりつく感触が苦手な子もいましたが、苦手でも楽しさの方が上回り、粉から粘土にする工程をそれぞれ楽しむことができました。いちご組のそれぞれの子ども達の事を振り返ると、りんご組から通って来ている子もいて、その頃は苦手だった感触遊びですが、小さいころから何度も触れて経験していることで、感触に慣れて触れるようになってきた子や感触は苦手だけど粘土遊びを楽しめるようになった子もいて、成長を感じています。

11月、ぶどう組では役員さんといちご組のお母さんを交えて交流会を行いました。保護者会の活動紹介や自己紹介をした後、2グループに分かれてフリートークを行いました。トイレットトレーニングのやり方や、夜なかなか寝なくて困っていること、幼稚園や保育園との併用の様子、愛の手帳の事など子育ての悩みを出し意見を聞いたり、名前の由来など色々な話をすることができました。コロナ前はこんな風に身近に先輩のお母さんと交流する機会がバザーやパン作り、茶話会などたくさんありました。少しずつ保護者会の活動が再開でき、お母さん同士の関わり合いが増えていくといいなと思いました。

今年も早いものであと少しとなりましたが、引き続き、感染対策をしっかり行い、体調に気を付けて元気に過ごしていきましょう。