「おやこ教室NEWS」2023年5月 NO.369

桜の花のピンク色の世界から、あっという間に新緑の季節となりました。黄砂が飛んだり、ゲリラ雷雨と大忙しの空模様ですが、通勤途中の道路沿いの植え込みには、早くもツツジが満開となり、朝の忙しい時間を和ませてくれています。3年間コロナに追われながらの生活もそろそろ終わりを迎えられそうなのでしょうか。感染予防はしていきながらも活動の範囲を広げていけたらいいなと思っています。

新年度になり、各施設クラスとも新しいお友達も加わり、また元気な声が聞こえてきています。安心して楽しめる場、安定した日課や環境の中で、自分の持っている本来の力を発揮できるように子どもたちに寄り添いながら、一つ一つ小さな経験の積み重ねを大切にしていきたいと思っています。

「療育って何だろう?」 子ども達の成長発達に合わせた活動内容を積み重ねながら進めていくことはもちろんですが、子ども達を真ん中に、それを取り囲む背景も大切であると考えています。親子教室は名前の通り、家族の方も一緒に、前向きな子育てができることと、励まし合える仲間作りも大切にしています。今年度は、勉強会や保護者会、交流会、戸外活動おやこまつり等、直接集まれる場を増やしていけそうです。みんなで成長を喜びあったり、語り合ったりしながら、今まで抱えていたモヤモヤした不安な気持ちが少しでも和らいでいけるといいなと思っています。 第2乳幼児親子教室のもも組さんは月に1回の土曜日に平日はお仕事で参加ができない方が通ってきています。4月は、お父さんとの参加が多く、お祖母ちゃん、お姉ちゃんと一緒の方もいて、みんなでモビール(天井から吊す飾り)作りやボールプール、運動遊びを楽しみました。お家での様子をお父さんサイド等から聞くことができたり、子ども達の表情もまた、お母さんとは違った甘え方を見せたりしていました。普段忙しい中で、いろいろ分担し子育てをしている様子が伺え、教室での療育内容も知っていただき、和やかで賑やかなな1日となりました。(もちろん平日のクラスにおいてもご家族の送迎や親子保育への参加も時間を調整しながらご協力していただいています。)これからも「みんなで子育て」をしてたくさんの笑顔を引き出していけるといいですね。