「おやこ教室NEWS」2020年3月

 今年は暖冬と言われ、2月でも上着がなくても大丈夫、という位の暖かい日もありこれも温暖化の影響なのかと少し不安になりますが、子ども達にとっては思い切り外で遊べるので悪い事ばかりではない様です。

 第3親子教室うみべでも保護者会で年長児のお母さんに子育て談を話して頂きました。当日出席出来ないお母さんには文書で出してもらい職員が代読したので4人のお母さんの話を聞くことが出来ました。1歳半検診で指摘され保健所から療育を進められたこと、最初はなかなか療育に気持ちを向けられなかったこと、幼稚園に入った時の大変だった事などのお母さんの素直な思いが伝わり、小さい子ども達のお母さんも真剣に聞いていました。「うちの子と同じ経過で、私だけじゃないと感じました」「今のお子さんの姿を知っているので小さい時にそんな大変だったとは知りませんでした」「これから、自分の子もこんな風に成長していくのかな?と見通しが持てました」などいろいろな感想も聞くことが出来、こうした『縦の繋がり』が親子教室のとても素敵な所だと改めて感じることが出来ました。お話をして下さりありがとうございました。

 小学生のきりんグループでは、節分の行事として『恵方巻』作りに挑戦しました。ご飯や具材を入れてギュッと押すと海苔巻きになる型があり、それを使ってそれぞれが好きな具材を入れて作りました。「西南西(今年の恵方)を向いて、黙って1本食べられるといいことがあるんだよ」と伝えると「え~、出来るかな…」と不安そうな子ども達でしたが、いざ、「いただきます」をすると一斉に黙々と食べ始めました。いつもワイワイ賑やかなグループですがこの時ばかりはシーンと静かな時が流れました。見守る職員はいつもとの違いに笑ってしまいそうになるのをこらえている程でした。皆が無事に黙って食べる事が出来たのできっとこの一年も楽しい事がたくさんあると思います。

 3月は、各教室で修了式が行われます。子ども達の一年間の成長を皆で振り返りお祝いしましょう。22日には、保護者会の『ラスト茶話会』もあります。お母さん同士でゆっくりお話し出来る機会となります。楽しい時間を過ごしましょう。

(S)