「おやこ教室NEWS」2020年2月


暖冬の影響は大きく、都心の初氷の観測の報告も今だなく、新潟の魚沼地方の恒例の行事、雪合戦大会の雪も積もらず「このままだと今年は普通のボールで代用するしかないですかね?」などと担当者の方がテレビで言っている事には驚きでした。沖縄では、扇風機の出番もあったとか・・?? 梅の開花も始まりました。そして、毎年みんなを悩ませている花粉も早く飛ぶとのことです。季節はどうなっているのでしょう。それでもやっぱり冬は冬、北風が吹くと、体を縮めてしまいますけどね。通常保育が始まり第2のいちご組は住吉公園で、自分で絵を描いて作った凧を飛ばしたり、マラソンを楽しみました。上手に列をなし、疲れたとも言わず笑顔いっぱいでした。昔も今も、子どもは風の子です。

そんな中、「新型肺炎コロナウイルス」の報道が気になります。2次感染した人から、さらに別の人に感染したケースは今のところ確認されていないそうですが、とても心配ですね。これからの動向に目が離せません。

1月は、3施設、各クラスごとに、新年会を行いました。豚汁やお餅やうどんを食べたりゲームなどをしてみんなで新年をお祝いしました。

毎年1月2月の保護者会では、年長のお母さんに、「私の子育て」を話していただいています。教室との出会いから、通ってからも悩んだ事、就学をどう考えてきたか、そして今の心境などいろいろ聞くことができました。職員も後から録音したものを聞かせてもらったり、原稿を読ませていただいたりしています。日頃のお母さん方は、いつも元気いっぱいで、冗談を言いながら笑顔でお話ししてくださいますが、泣いた日々や、周囲への理解への難しさをひとつひとつ乗り越え、親子関係、家族関係を築いてきたこと等がひしひしと感じられました。教室での療育や支援は逆にお母さん方から学ぶ部分も大きいです。素晴らしい内容のお話し、今回はどうしても都合がつかなかった方も、2月はぜひ参加してくださいね。

この時期になると、「おやこ」の文集制作が始まります。毎年たくさんの思いがこもった手作り文集は、大切な宝物になります。

3学期は、あっという間です。子ども達の笑顔がさらに輝くように、職員一同、ひとりひとりの成長発達にしっかり向き合いながら、日々の療育に関わっていきたいと思っています。                          (A)