早いもので、新年度もあっという間に3か月が過ぎようとしています。梅雨らしくない気候ももうすぐ終わり、夏本番が近づいてきています。これからの季節は水遊びが気持ちいいですね!ですが、熱中症には十分気を付け水遊び中でも水分補給を忘れないようにしましょう。
4月当初は子どもも保護者も緊張した面持ちで受け入れる私たちも緊張していましたが、今ではすっかりみんなが笑顔♪朝玄関に入ってきた時に笑顔がみられると周囲の大人たちの表情もいっきにほころびます。なかには「いきたくないな・・・」という子もいます。それでも教室まで来ることができた事に拍手、連れてきた保護者に拍手です!!(保護者の皆さんご自分に拍手してあげてください♪)子ども達と離れた後「大丈夫かな?」「楽しく遊んでいるかな?」と心配な時もたくさんあるかと思います。教室が大好きな子はもっと好きになってくれるように、「いきたくない」が「なにしてあそぼうかな」になるように、遊びの時間は楽しく、そして何よりも子ども達と仲良くなりたい一心で、毎日子どもたちに向き合っています。ですので、安心して通ってきて下さいね。
乳幼児親子教室では6月に保護者会を行い、お子さんについて最近の困りごとをテーマにお話を伺いました。「玄関から勝手に出ていってしまう」「自転車に乗れない」「食べたくない物を投げちゃう」などなど色々な話が出て、その困りごとに「うちはこうしてる」とか、こんな便利商品があるなど、みんなで情報交換をして「わかるー」と笑いの絶えない時間となりました。小学生の先輩ママさんが「悩み事は笑いに変えた方がいい」とお話してくれました。また他には、“以前は言葉が出ない事が悩みだったけれど、最近は意思疎通が図れるようになり、それが嬉しくて言葉が出ていないということで悩まなくなった。”という思いをお話してくれた方もいます。今すぐに解決できることばかりではありませんが、一人で悩まず誰かに話してみることですっきりしたり、他の方の思いを聞くことで今までの悩みが少し違って見えてくるという事もあるのではないかと思います。みなさん是非、保護者会や交流会に参加してみてください。一緒におしゃべりしましょう。
言葉について考えてみました。“口で話すこと”だけではなく“どの様な方法でも気持ちを伝えようとし、相手の働きかけにも耳を傾けること”も立派な言葉なのだと思います。「いくら勉強ができても感情のやり取りができないと困ってしまう」と心理の先生が仰っていました。本当にそうだと思います。保育者が並べているドミノを倒しに来た子に「まってまって~」と倒されないように制すと、こちらをくるりと振り返り「どうぞ」と言われるまで待ってくれた時がありました。それは“たおしていい?”と聞いてくれたのだと思います。そして「3・2・1・それー」と倒した瞬間は、一人で楽しかったのではなく一緒に楽しかった瞬間でした。私は?あなたは?どう思っている?そんな双方の気持ちのやり取りが育まれるよう、丁寧な保育をしていきたいと改めて思いました。
これからの暑い時期、水遊びを行います。お水が好きな子は喜ぶだろうな、昨年泣いていた子は今年は入れるかな?そんなことを考えながらプールやシートの準備を着々と進めているところです。今年の暑い夏も、元気に楽しく乗り切りたいと思います。 (M)